獣医人生、いつかは報われるさ!


by 3vlaa4wpvk
【SS元船長 論告の要旨】

 シー・シェパード(SS)抗議船「アディ・ギル号」の元船長、ピーター・ジェームス・ベスーン被告(45)に対する論告求刑公判で、検察側が読み上げた論告の要旨は以下の通り。

 ■傷害の発生状況

 被告が所属するシー・シェパード(SS)は、平成18年1月ごろから、日本鯨類研究所が毎年、船団を南極海に派遣して実施している捕鯨調査への妨害行為を繰り返していた。同研究所が21年11月から22年4月まで、母船の日新丸や多目的船の第2昭南丸など5隻で編成された船団を南極海に派遣して実施した捕鯨調査に対しても、21年12月17日ごろから妨害行為を繰り返した。

 SSは22年2月11日にも、午後5時22分(日本時間)ごろから調査船団への妨害行為を続けたため、妨害行為排除などの任務が与えられていた第2昭南丸の船長は、乗組員らに妨害行為の排除業務などに当たらせながらも、同船団母船の日新丸を追尾する妨害船、スティーブ・アーウィン号などを追尾していた。

 被告は2月11日午後11時ごろ、スティーブ・アーウィン号から降ろされたエンジン付きゴムボートで第2昭南丸に接近し、他のSS構成員とともに、同船にガラス瓶のようなものを投げ入れようとしたが、同船に設置された侵入防止ネットに阻まれた。

 すると被告は、ゴムボートで第2昭南丸に接近して左舷側を併走し、約15メートル離れた地点から、圧縮空気式発射装置(ランチャー)を用いて、酪酸(らくさん)の入ったガラス瓶を、乗組員の近くの第2昭南丸の左舷側船橋部を目がけて発射した。

 当時、第2昭南丸は、約2.1ノットの追い風の中、14.1ノットで航行しており、甲板上の人間にとっては、船首から船尾に向かい約12ノットの風が吹いている状況だった。

 ガラス瓶は容量約350ミリリットルで、酪酸が詰まっており、総重量は約450グラムだった。酪酸は腐ったバターのような不快なにおいだけでなく、強い腐食性があり、皮膚への接触は、痛み、発赤、水疱、皮膚熱傷などを、目への接触は、痛み、発赤、重度の熱傷、視力喪失などを起こす、非常に危険な物質。

 被告がガラス瓶を発射した際、第2昭南丸の甲板上では、船長が、船橋上部の甲板上で操船を指揮するとともに、船橋の甲板上に2人が、その下の上甲板上に○○(公判では実名)ら4人が配置されるなど、合計16人が甲板上で妨害行為の排除業務などに従事していた。

 ガラス瓶は、目標地点から船首側に約2メートルそれた船橋部の操舵(そうだ)室付近に激突して粉々に破裂し、瓶の破片や酪酸の一部は、船橋甲板上の操舵室左側の通路に飛散して、付近にいた乗組員の来ていたかっぱなどにふりかかった。酪酸が付着した通路上の塗装は、まだら状に変色した。

 上甲板上にいた3人は、ガラス瓶が破裂した直後、ほおや目の痛み、発赤、充血などの症状を呈し、目を開けていることも困難な状態となり、船橋甲板の船尾側にいた1人もほおに刺激を感じた。

 3人は船内のシャワールームに入り、顔面を水で洗うなどの手当てをしたが、○○には最も顕著(けんちょ)に症状が現れて、目は充血し、上まぶたや両ほおが赤くはれ、左ほおの発赤の中心部分は白い水疱を生じており、水疱がかさぶたとなってはがれるまで約1週間を要した。

 第2昭南丸の船内は、手当てに追われるなどして混乱状態に陥ったため、船長は、スティーブ・アーウィン号などの追尾を一時中断して、調査船団から離脱した。

 ■被告の行為と被害者の負傷の因果関係

 被告がゴムボート上からランチャーでガラス瓶を発射して第2昭南丸に激突させた直後に、乗組員3人は、ほおや目の痛みなどの症状が生じたため、直ちに真水で洗い流すなどした。

 その状況について○○は「被告がランチャーを構え、筒先がブリッジ(操舵室)の方向を向いていたので、私は顔を右斜め上に上げてブリッジの方向を見ていたところ、暗い赤色っぽい物が飛んでいった。その1、2秒後、目がぼやけて開けづらくなり、両目と両ほおが痛くなった。痛みとほぼ同時に、酪酸のにおいがしたため、酪酸が顔にかかったと思った。私はその場にしゃがみ込んだ。目が開けられず、失明するのではないかと思ったが、シャワールームまで連れて行かれ、目とほおを水で洗った。顔で自分の顔を見たところ、目は充血し、両ほおは赤くなっていた。左ほおは水ぶくれになっていた。室内は酪酸のにおいが充満した」と証言している。

 別の乗組員の1人は「左舷側の上甲板上で、私の横に2人おり、私より船首側約10メートルの位置に○○がいた。被告が何かを発射し、ランチャーの銃口から赤い煙が出て、ゴムボートから歓声が上がるのが聞こえた。その1、2秒後、目や顔に痛みを感じて目を開けられなくなり、同時に酪酸の異臭が漂ってきた。1人が痛みを訴えており、船首方向では○○がうずくまり、うなるような声をあげていた。私を含め3人が、シャワールームで顔と目を洗浄したが、○○のほおは、わっという感じで、まぶたが腫れ、目も充血して、両ほおが真っ赤になり、真ん中あたりが白く水ぶくれのようになっていて、本当に痛そうな顔をしていた」と証言している。

 また、第2昭南丸乗組員が撮影した動画に、被告がランチャーを発射した直後、乗組員らの「大丈夫か」「酪酸だ」などという声が聞こえて船内が騒然となった状況や、数分後にシャワールームで○○ら3人が、目やほおを必死に洗浄している姿が記録されている。

 2月11日午後11時すぎに○○の顔面を撮影した写真には、特に右目が充血し、上まぶたや両ほおが赤く腫れ、左ほおに水疱が生じているなどの症状がはっきりと撮影されている。症状は、酪酸を皮膚や目に浴びた場合に生じる典型的な症状と一致している。日新丸の船医は、2月13日、送信された前述の写真の画像を見ながら、無線で症状を確認する方法で問診し、○○を全治約1週間の顔面化学熱傷と診断している。

 酪酸が強い腐食性のある非常に危険な液体であることは文献などから明らか。飛散した甲板上の塗装が変色していることからも、腐食性が強く、人体に危険を与える危険性があったことは明らか。実際に、○○ら2人が目に痛みを感じ、目の充血など典型的な症状が出ている。○○らが酪酸で負傷したことは明らか。

 第2昭南丸上では、船首から船尾へ約12ノットの風邪が吹いており、操舵室の壁面に激突したガラス瓶内の酪酸が、風の影響などで下部後方へ飛散し、船橋甲板から下の上甲板上に達することは社会通念上も合理的に理解し得る。

 実際、激突地点から約11.6メートル風下にいた乗組員らも悪臭をかぎ、目などへの痛みを感じていることを考えると、酪酸は広範囲に飛散し、破裂地点に近い位置にいた○○が酪酸を浴びたことに疑いの余地はない。

 ○○らはフェイスガード付きのヘルメットを装着していたが、公判で、○○の場合、フェイスガードと顔面との間には約5センチメートルのすき間が空いていたことが明らかになっている。○○はガラス瓶の行方を確かめるため斜め上方を向いていたことなどから、飛散した酪酸が顔面に付着したことに、不自然・不合理な点は存在しない。

 第2昭南丸の乗組員がインパルス銃で発射した液体は、発射した乗組員が「船内の水道の真水である」と供述しており、鑑定でも、タンクの液体に催涙成分などが含まれていなかった。「インパルス銃内の化学物質で○○らが負傷した」とする被告の主張は、言いがかりに過ぎない。

 外科を専攻し、長年の経験を積んできた船医は、写真や問診により、○○に化学熱傷による水疱ができたことを確認し、水疱がかさぶたになれば、治癒するまでに最低1週間程度はかかることを根拠に全治約1週間の化学熱傷と診断した。その判断を不合理とする事情は存在しない。

 被告がガラス瓶を発射したのは、第2昭南丸の乗組員の業務を妨害しようとしたからであり、乗組員の全くいないところへ発射しても無意味だ。被告は、甲板上で乗組員が業務中であることを確認し、ほぼ正確に位置を認識していながら、ランチャーで、乗組員の1人から約4メートルの船橋部目がけて瓶を発射している。ランチャーはSSの手製で、正確に命中できる性能を持っているとは考えがたい。約15ノットで疾走するゴムボート上から発射し、狙った地点に命中させるのは困難で、実際、狙いより約2メートルそれた位置に瓶が激突している。

 被告は、そもそも乗組員の近くをめがけて瓶を発射し、瓶を破裂させて破片や酪酸を飛散させ、乗組員の身体に破片や酪酸の悪影響を及ぼすことを意図してこの行為に及んだ。すなわち、乗組員への暴行の故意を有していたことは明らかだ。実際に、酪酸を浴びた○○が傷害を負っており、暴行による結果的加重犯として被告に傷害罪が成立するのは明らか。少なくとも、傷害の未必的な故意を有していたことは明らか。

 被告は22年3月12日午前11時16分、第2昭南丸船室内で海上保安官に艦船侵入罪で通常逮捕されたあと、靴下内に隠し持っていたナイフの存在を自己申告した。しかし、申告はすでに海上保安官が逮捕に着手した後であり、申告するまでもなくナイフは見つかる状況だった。被告がナイフの存在を海上保安官に申告しても、自首にあたらないことは明らかだ。

 ■情状

 SSは、「調査捕鯨は違法だ」との主義主張に基づき、調査船団の捕鯨調査を妨害するため、妨害船で故意に調査船に衝突する▼ロープを投下して調査船のスクリューに絡ませる▼甲板上に酪酸などの入ったガラス瓶を投擲(とうてき)する−など、危険で悪質な妨害行為を長年にわたり、組織的かつ執拗(しつよう)に繰り返してきた。

 SSの活動は、国際捕鯨委員会(IWC)で、反捕鯨国を含む全会一致の非難決議により、国際的に非難されている。SSはこうした批判を無視して妨害行為を続けており、その一貫である本件の各犯行も悪質である。被告はSSの主義主張だけでなく、暴力的で危険極まりない妨害活動に自らも積極的に参加しようと考え、本件各犯行に及んでおり、刑事責任は重い。

 しかも犯行現場は南極海であり、十分な治療行為は不可能で、こうした点でも危険な犯行だ。

 被害者らは化学薬品を目に浴びたことで、激しい痛みが続いただけでなく、失明などのおそれも感じており、被害者らが被告の厳重処罰を望むのは当然だ。第2昭南丸は一時、船団からの離脱を余儀なくされ、被告が侵入したことで、予定より早く調査船団を離脱して帰国せざるを得なくなった。船団も予定の調査業務に重大な支障を生じた。

 被告は侵入に、テレビ番組のカメラマンを同行させていただけでなく、侵入後もしばらく甲板上に身を潜めた上で、夜明けになり、カメラマンを乗せたヘリコプターが接近したのを確認してから、侵入を乗組員に明らかにしている。侵入の主目的は、「衝突の責任を追及する」として船長らに接触する場面を、カメラマンに撮影させることにあったのは明らかだ。

 また、「衝突の責任が第2昭南丸側にある」とする被告の主張が、一方的な言い分に過ぎない。

 被告が所持していたナイフは、全長約33センチメートル、刃体の長さ約19センチメートルの鋭利なもので、被告は侵入後、実際には船内にナイフを隠しておきながら、「海に捨てた」と虚言を述べていた。海上保安官にナイフの携帯を申告したことで、斟酌(しんしゃく)すべき事情と認めることもできない。

 被告は「傷害は自己の犯行によるものでない」と述べており、反省の情が認められない。共犯者であるSS構成員らの特定、関与についての供述も拒んでいる。現在も、SSの妨害行為の正当性を主張しており、今後、同様の再犯に及ぶ恐れも認められる。

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# by 3vlaa4wpvk | 2010-06-16 09:26
 大阪市の上水道管総延長5192キロのうち、29%にあたる約1500キロが耐用年数(40年)を過ぎていることが、市水道局への取材で分かった。大阪市は全国平均の6%を約5倍も上回っている。同市では115年前から水道事業を始めているという事情もあるが、老朽化した水道管の更新は財政難からあまり進まないのが現状だ。全国でも更新は年間で総延長の1%しか進んでおらず、各地で漏水事故が相次いでいる。

 大阪市では水道管の更新は年間平均60キロのペースで進めているが、既に耐用年数を過ぎている配水管の更新だけで25年はかかる計算だ。担当者は「事故が起きないよう地盤が緩い場所などにある管を優先的に更新している」と話している。8%の堺市では今年度約29キロ分の老朽管を更新する予定で、更新にかかる予算は24億4600万円にのぼる。神戸市では6%、京都市は13%が老朽化している。

 一方、全国では上水道管の総延長61万キロのうち、耐用年数を過ぎた管は6%超の約3万8000キロ。70年代に集中整備されたため今後一斉に更新期を迎え、10年後に2割、20年後には4割を超える見通しだ。

 老朽化が原因とみられる漏水事故も目立つ。大阪市では01年、中央区で1922年敷設の水道管から大量の水がわき出し、道が冠水。05年には阿倍野区でも70年以上前に埋設した水道管が破裂、周辺の約1500戸が断水した。

 長崎県佐世保市では昨年11月、用水路から水が噴き上がり、断水は周辺約1500世帯にのぼった。用水路下に敷設された直径25センチの管に約10センチの亀裂が見つかった。厚生労働省によると、被害が100世帯を超える漏水事故は08年度までの3年間に全国で少なくとも年間14〜19件起きた。老朽化で家庭などに届くまでに管から漏れる水量は年間供給量の7%にあたる11億トンに上る。

 水道事業は市町村などの事業者が住民からの使用料金で運営している。しかし、水需要の伸びは期待できず、経営環境は極めて厳しい。水道事業者でつくる日本水道協会は「財政事情が厳しいのに、地方の首長の中には、選挙などの際に使用料の引き下げを訴える人もいる。事業効率化は大前提だが、住民も負担の在り方を真剣に考える必要がある」と訴えている。【小林慎、佐々木洋、山田英之】

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# by 3vlaa4wpvk | 2010-06-07 10:14
【衝撃事件の核心】

 「妊娠しちゃった」。交際女性からこう告げられたら男性はどう感じるだろうか。喜びか、それとも…。警視庁捜査1課に不同意堕胎容疑で逮捕された医師、小林達之助容疑者(36)の脳裏に浮かんだのは、「堕胎」の2文字だった。医師としての知識と立場を悪用し、“保身”という身勝手な動機で宿ったばかりの命を奪ったのであれば、許されることではない。イケメン医師を犯行へと駆り立てた背景には“もう1人の女性”の存在があったという。

 ■「寝耳に水」…テレビカメラに平然と

 5月18日早朝、金沢市もりの里の住宅街。どこにでもある4階建てマンション前には、多くの報道陣が詰めかけていた。

 報道陣が見つめる先は2階の玄関ドアだった。午前8時半過ぎにドアが開いた。妻とともに出てきたのは、「容疑者」と呼ばれる直前の小林「医師」だった。「医師」は報道陣に囲まれ、眉間(みけん)にしわを寄せながら知人とみられる男性の乗用車に乗り込み、どこかへと向かった。

 「ちょっと待って」

 信号待ちの乗用車に近付いてきた屈強な男が声をかけた。警視庁の捜査員だった。

 任意同行を求められた小林容疑者は素直に応じ、金沢市内で逮捕された。逮捕容疑は平成21年1月中旬、女性の同意を得ないまま子宮収縮剤を投与し堕胎させたというものだ。

 小林容疑者の経歴は華やかだ。横浜市内の開業医の両親を持ち、有名進学校から東海大学医学部に進学。13年に卒業するとともに医師免許を取得した。川崎市中原区内の病院で勤務したあと、16年5月から東京慈恵会医科大学付属病院腫瘍・血液内科に所属。病院では臨床医として白血病の患者の診療などを担当していた。

 事件後の21年9月からは1年間の期限付きで、新たな研究や知識の幅を広げ、専門分野の血液学を学ぶため、国内留学という形で金沢大学付属病院(金沢市)に出向中だった。

 エリート医師から容疑者へと身分を変えた小林容疑者。この日が来ることは予想していたのだろうか。逮捕直前、マスコミのインタビューに応じ、事件について能弁に語っていた。

 「薬を打って堕ろさせたとか、何とかって言うのは寝耳に水ですね」

 「栄養剤として薬を打って流産や堕胎を狙って処置したことは一切ありません」

 「私自身の子供を誰かに身ごもらせたというのはないですね」

 人の命を救うべき医師が新たな生命を奪ったのはなぜか。捜査関係者の証言などをもとに事件を振り返ってみる。

 ■「ビタミン剤です」…望まぬ妊娠に渡した正体は

 20年暮れ。30代前半の女性看護師は体の奥にわずかな異変を感じた。

 「もしかして…」

 検査キットで調べると、やはり妊娠していた。女性はすぐに小林容疑者に妊娠の事実をメールで伝えた。

 〈妊娠した〉

 メールを受け取った小林容疑者は驚愕(きょうがく)し困惑したに違いない。妊娠、出産というのは望んでいなかったからだ。そしてある考えを思いついた。

 《子宮収縮剤を投与すれば胎児はこの世からいなくなる…》

 翌日、小林容疑者は早速、行動に移った。勤務する東京慈恵会医科大学付属病院に行き、担当していた無関係の女性入院患者の名前を使い、子宮収縮剤の処方箋(せん)を薬剤部に提出、錠剤を入手したのだ。

 それから10日近くたち、年が明けた1月上旬。小林容疑者は女性宅を訪れて6つの錠剤を渡した。女性は妊娠中のため服用を控えていたが、小林容疑者からこんなメールが届いた。

 〈ビタミン剤です〉

 女性は小林容疑者を信じ服用した。それは3日分の「子宮収縮剤」だった。薬の服用による体調の急変はすぐ起きた。その際には流産には至らなかったが、救急搬送される事態となった。

 さらに、数日がたった1月中旬。「もっと元気になる」。こう言われ、女性は錠剤の服用以外に点滴もされた。

 その直後のことだった。女性は体の内側が締め付けられるような激しい腹痛に見舞われた。トイレに駆け込む女性。6週目を迎えていた小さな命は流れ落ちていってしまった。

 小林容疑者に妊娠の事実をメールで知らせた約10日後のことだった。

 ■犯行を急ぐ理由…守りたい“もう1人の女性”

 「小林容疑者は犯行を急ぐ必要があった。結婚が迫っていたからだ」

 犯行がわずか10日あまりで敢行された背景について、捜査関係者は別の女性との「結婚」があったと指摘する。

 女性の妊娠を知った数日後に小林容疑者は、現在の妻との結婚が控えていたというのだ。これから始まる新しい女性との新しい生活。そのためには「子供」が邪魔だったというのだろうか。結婚から数日後には女性を流産させていた。捜査1課は結婚を控えていたことが犯行の動機につながるとして重視している。

 小林容疑者は21年7月、川崎市内に中古マンションを購入。新婚生活を送っていた。だが、小林容疑者にはやるべきことがあったと捜査関係者は指摘する。

 「それは女性との“不倫関係”を続けることだ」

 流産後に出血が続いたことから、病院で診察を受けた女性。処方された薬が小林容疑者から受け取ったものと同じだったことから疑念を抱いていたのだ。

 「ずっと交際を続けよう」

 小林容疑者は女性にこうささやき、流産後も数カ月にわたって交際を続けていた。さらに、小林容疑者は別の女性と新婚中の身であるにもかかわらず、女性と結婚する意思があるようにも持ちかけていたという。

 小林容疑者は「婚姻届」まで準備していた形跡もあるとされ、捜査1課は、これらの行為は交際を長引かせ、警察への通報を遅らせるための偽装工作だった可能性もあるとみている。

 ■少ない摘発と難しい立証…立ちはだかる捜査の壁

 「薬を飲まされ、だまされた。出産するつもりだった」

 約1年間に及ぶ交際を終え、女性は21年12月、警視庁本所署を訪れた。女性は小林容疑者が既婚者だったことは知らなかったという。

 女性は保管していた点滴パックと錠剤のほか、流産の際に体内から流れ出た組織片などを提出した。捜査1課はこれらを鑑定し、妊娠の状況や薬剤の摂取量と堕胎との関連について調べている。

 捜査1課は不同意堕胎容疑で捜査しているが、同容疑での摘発例は平成10年以降、未遂と致死傷を含めてもわずか5件しかない。それだけ捜査が困難であるともいえる。

 「捜査は女性の供述に頼らざるを得ないため、否認を続ける小林容疑者との間で、水掛け論になりかねない」

 元東京地検公安部長の若狭勝弁護士は、立証の難しさをこう説明する。

 また、ある捜査幹部は事件をこう説明する。

 「当事者2人にしか分からない男女関係、そして、閉ざされた密室での出来事。事件を難しくさせる要素は多い」

 難航も予想される事件だが、捜査の鍵となる錠剤の入手ルートや女性が残していた物証などが明らかになりつつあり、捜査1課は密室での犯行を着実に解明しつつある。

 小林容疑者の父母が開業している医院の近くの住民からは「町の名医でとてもいい方で信頼も厚い」「父母は親切でいい先生、どこかに行かれたら困るから悪く書かないでくれ」との言葉が聞かれた。

 父母を心配する住民の言葉は、小林容疑者にどう響いているのだろうか。支払った代償はあまりにも大きい。

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# by 3vlaa4wpvk | 2010-05-28 01:39
 若い女性の間で急増する子宮頸(けい)がんを予防するため、栃木県大田原市は13日、市内の小学6年の女子児童を対象に、予防ワクチンの集団接種を始めた。小学校で同ワクチンの集団接種を行うのは、全国で初めて。1人当たりにかかる費用4万5千円は全額市が負担する。

 子宮頸がんは20、30代の女性で急増。ワクチンを10代で接種すれば7割以上が予防できるとされる。しかし、約3回の接種で費用が5万円前後かかることから普及のネックとなっている。大田原市のほか、東京都杉並区、埼玉県志木市など助成制度を導入する自治体も増えているが、まだ少数派だ。

 大田原市では来年1月中旬までに、市内の23小学校で実施。対象児童は340人で、調査の結果、329人が集団接種を希望した。市では個別接種となる女子中学生についても、接種費用の半額助成を決めている。

 この日は、同市南金丸の市立金丸小で女子児童10人が接種を受けた。

 今回の集団予防接種に立ち会った子宮頸がん予防に詳しい自治医大の鈴木光明教授は、「集団接種は接種率を上げる意味では素晴らしい試み。しかし、大規模都市で接種する児童の数が増えた場合、健康状態などをきめ細かくチェックできるかなど課題もある」と話した。

【用語解説】子宮頸がん

 子宮の入り口にできるがんで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因。HPVは100種類以上が確認されている。約8割の女性が感染経験を持つとされ、多くの場合は免疫力で排除される。しかし、持続感染を引き起こすことがあり、頸がんの原因となる。ワクチンは、頸がんの原因の7割を占める2種類のウイルス感染を予防する。

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# by 3vlaa4wpvk | 2010-05-19 11:20
 市税などの滞納者を対象とする千葉県船橋市の“取り立て専門チーム”が成果を上げている。わずか6人のメンバーで09年度は1億8500万円を回収した。払えるのに払わない悪質滞納者からの徴収はどの自治体でも喫緊の課題となっており、北海道や大阪、山口県など計35の自治体が視察に訪れている。【橋本利昭】

 成果を上げているのは船橋市の債権回収対策室。対象は、裁判所の決定がなくても自治体が滞納者の財産を差し押さえて回収できる「公債権」で、市税▽国民健康保険料▽介護保険料▽保育所の保育料▽下水道使用料−−など計9種類がある。それぞれ2〜5年の時効を過ぎると徴収できず、これらの債権を一元的に管理し、取り立てる部署を持つ自治体は全国的に珍しいという。

 対策室の回収方法はシンプルだ。まず複数の種類にまたがる滞納者を文書ベースで割り出し、預貯金や給与、売掛金など財産を洗い出す。警告書を送るなどしても連絡がなければ、個別訪問をせず直ちに財産を差し押さえる。

 相手が何らかの事情で生活に困窮していることが分かった場合は徴収を猶予・停止することもあるが、永嶋正裕室長は「断固たる態度で臨めば多くは素直に納める。生活苦でもやりくりして納付する市民がおり、資力がある者の滞納は許さない」と話す。

 船橋市の滞納総額は00年度、過去最悪の137億円(うち市税99億円)に達した。徴収強化で市税の滞納こそ大きく減らせたが、国保料や介護保険料は増え、滞納総額は08年度114億円と小幅な減少にとどまった。市は同年度、対策室を設置した。

 昨年10月に視察した大阪府和泉市の辻宏康市長は「簡素な方法で大きな成果を上げている」と評価し、今年4月、同様の組織を設置した。

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